
教育・保育目標
命を大切にし思いやりのある子
健康な身体と豊かな感性をもつ子
自ら考え行動できる子
仏教の教えから「命の大切さ」を知り「思いやりの心」を育む

多感な幼児期に感情や情緒を育むことは、生涯における道徳性(モラル)を形成する上で非常に重要な役割を担っております。
道徳教育を目的とし「命の大切さ」「思いやりの心」をこども達にもわかりやすく伝え、豊かな心を育んでいくことが当園の仏教教育で目指すところとなります。
仏教の教えでは「その人の日常の行い」を大切にしています。
「善い行い、悪い行い、そのすべてを仏様は見ているよ」という教えをこども達にもわかりやすく伝えることで、こども達は自ら進んで「善い行い」に取り組み「悪い行い」を避ける様になります。


こども達は周りの人々の行いをみて、それを模倣することで日々成長をしております。
すぎのこ幼稚園の職員は、こども達に恥じないよう「命を大切」にし「思いやりの心」を持って人と接する姿勢を見せることに気を配っております。
スズキメソードの理念、教育法を通じて「健康な身体」と「豊かな感性」を育む

スズキメソードでは「人は環境の子なり」とされ、おかれた環境に刺激を受けて育っていきます。幼児期は基本的な身体の動かし方を学ぶ時期なので、身体に与える影響は特に大きくなります。
当園では様々な種類の遊具を提供し、こども達が自分好みの遊具を見つけ、自ら進んで身体の動かし方を学べる様な環境作りを目指しています。
すぎのこ幼稚園は開園当初から変わらずに「こどもの安全と健やかな発達」を目的としておりますが、その手段は時代や環境に応じて変化していきます。
新たに取り入れた「安田式遊具」「リズムジャンプ」等も、その一つです。当園では、今の時代により適した教育・保育手法を積極的に研究し、日々導入検討をしております。


変えていくものがあれば、昔から変わらないものもあります。すぎのこ幼稚園に通われるこども達は、開園当初から50年以上かけて培ってきたスズキ式教育法により「漢字よみ」「俳句カルタ」「読経」等、たくさんの言葉に触れることになります。
これらの体験の目的は覚えることではなく、脳の成長・活性化が著しい幼少期に集中して脳を鍛えることにあります。また、単体の意味だけではなくイメージや情景・意味を共に伝えることで、こども達の感性を育みます。
当園で長年培ってきた母語教育のノウハウがあるからこそ、こども達は普段の生活では触れない言葉も自然と受け入れることができます。
新たに導入した英語教室でも、こども達が積極的に英語に触れていく姿が見られます。すぎのこ幼稚園は、こうした専門的教育技術を活かして教育・保育を実践することができる、数少ない幼児教育施設です。

日常の遊びや生活の中で選択の機会を与えながら「自ら考え行動する力」を養う

こども達の「行動する力」が最も発揮されるのは、こどもが「やりたい」と思ったことに取り組もうとするときです。しかし、こども達一人一人に個性があり、こどもによって「やりたい」と思うことの対象は異なります。
当園では数ある遊びの中でこども達自ら選択する機会を多く設けることで、自ら進んで行動する力を育みます。
様々な仕事が機械に代替されている現代では、単純な記憶力のみでなく「考える力」が求められています。
こども達が悩んだり行き詰った時は必要最小限の手助けを行い、こども達自身が「考え、答えを出す」ように促します。そしてその答えが間違っていたとしても否定せず、「答えを出した」ということを褒める様にします。
こども達自身が考え、自分なりの答えを出す習慣を身に着けることが、幼児期に必要な思考力であると当園では考えております。
